韓国の持続的発展の土台となった「漢江の奇跡」
『「裕福な国」へと駆け上がった韓国の軌跡』
The Rise of Seoul: South Korea’s Journey from Rags to Riches
Je Woo Kim 著
|
Advantage Books
| 314p

第1部 目撃者としての語り
第1章 国家の成功の基盤
第2章 自ら経験し、歩んできた道
第2部 歴史的・文化的背景
第3章 韓国の歴史と文化
第4章 かつて行われたことが、再び繰り返された
第5章 植民地時代における意図せざる胎動
第3部 赤貧からの躍進
第6章 殻を破り闘う雛鳥
第7章 漢江の奇跡
第8章 政治的混乱、経済的活況、そして成長痛
第9章 ゴミ溜めに咲いた薔薇
第4部 大国への変貌
第10章 強力な中堅国家へ
第11章 許す。しかし忘れない

サムスン電子、現代(ヒョンデ)自動車といった著名なグローバル企業を擁し、K-POPや映画、ドラマなどの文化も世界に広がる韓国。朝鮮戦争(1950~1953年)直後には世界で最も貧しい国々の一つに数えられたこの国は、いかにして経済・技術・文化の各分野で、国際的な存在感を放つまでになったのか。
米国で刊行された未邦訳の本書では、韓国と米国で技術者・起業家として活動してきた著者が、自らの経験と歴史・制度の分析を交えながら、今に至るまでの韓国の発展の軌跡を描いている。「漢江の奇跡」と呼ばれた高度成長から、民主化、1997年の通貨危機とその克服に至る歩みをたどり、教育や人材育成、政策、リーダーシップや国民の団結がどのように国の発展を支えたのかを論じる。著者のキム・ジェウ氏はソウル大学卒業後、韓国科学技術院(KAIST)で電気工学の修士号・博士号を取得。サムスン電子などでの勤務、シリコンバレーでの起業を経て、米クアルコムの技術担当副社長、KAIST招聘教授などを務めた。
