バイオ製薬大手CHROが説く今日のHRの目的とは
「CHROの役割は「サポート」ではなく「形作る」こと」(Dialogue)
アッヴィ エグゼクティブ・バイスプレジデント兼CHRO(最高人事責任者) デメトリス・クラム氏インタビュー
Shaping, not supporting

「人的資本」に注目が集まる中、企業のHR(人事)部門やCHRO(最高人事責任者)のあり方が問われている。CEO、COO、CFOといった「C-suite」と呼ばれる経営陣の一角として、CHROの役割は人事、人材の面から企業の意思決定をサポートすることと見られがちだが、バイオ製薬大手アッヴィのCHROの認識は異なるようだ。
米国のデューク大学付設デューク・コーポレート・エデュケーション(Duke CE)が編集する季刊ビジネス誌「Dialogue」2026年第4四半期号に掲載された本記事は、アッヴィでエグゼクティブ・バイスプレジデントとCHROを務めるデメトリス・クラム氏のインタビュー。グローバル企業であるアッヴィの時価総額は約4532億ドル(2026年9月現在)で、世界29位。ヘルスケア・製薬業界では、ロシュ、メルク、ファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどに次ぐ5位前後につけている。筆者のパトリック・ウッドマン氏はDialogue誌の編集長。ヴィシャル・パテル氏はDuke CEのグローバルマーケット担当プレジデント。
