介護職が「窓拭き」を依頼されてもできない理由
『プレイングマネジャーの流儀』
語り合いでつくる最高の介護事業
脇 健仁 著
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幻冬舎メディアコンサルティング
| 176p
| 1,078円(税込)

第1章 制度やルールを当てはめるだけが正解じゃない
介護を必要とする人の人生を、制度の枠に押し込めてしまう業界の実情
第2章 目の前の人との対話に答えはある――
語り合いで利用者の求める「ケア」を模索・提供する
第3章 スタッフ一人ひとりが力を発揮できる職場をつくるために――
語り合いで課題を共有し、働きやすい環境を整備する
第4章 多職種と協働し、ケアを求める人をともに支えるために――
語り合いで立場の違いを超え、信頼を築き連携を強化する
第5章 「常識がない」と怒られても嫌われてもいい
目の前の一人を大切にする介護者であり続けたい

世界の中で、高齢化の先頭を走る日本。自ずと「介護事業」の重要度がかつてないほど増している。慢性的な人手不足が続き、AIやロボットで代替しづらい介護の現場には、介護保険制度の範囲内で、いかに利用者の意思を尊重し、できる限りその実現に向けて努力するかといった難しい課題があるようだ。
本書では、介護・看護事業を営む経営者でありながらできる限り現場にも立ち続けるプレイングマネジャーである著者が、制度でもマニュアルでもない、目の前にいる人との対話でつくる理想のケアをめざす介護事業論を語っている。介護報酬の不正請求などの違反行為が摘発された事件を受けて2008年に介護保険法改正が行われ、国や自治体による介護事業者への監査や実地指導が厳格化された。その縛りのせいで経営上の、また現場での判断が難しくなっているという。著者は株式会社ゆりかご代表取締役。介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、看護師の資格を持ち、さまざまな現場を経験した後、定期巡回・随時対応型訪問介護看護を立ち上げて現在に至る。
