
今でも「スタートアップの聖地」として、世界中の若者たちから憧れの眼差しが注がれるシリコンバレー。起業支援の強固なエコシステムが存在するこの地に、2014年、お金も、強力なコネも、英語力もない一人の日本人が降り立った。この夢の舞台で自分も起業して成功したいという野望は果たして実現するのだろうか。
本書では、著者が大学卒業後に単身渡米し、数々の失敗と試行錯誤を経てリモートワーク向け賃貸事業Anyplace(エニープレイス)を起業するまでの過程とさまざまなエピソードを綴っている。著者は立教大学経済学部在学中に映画『ソーシャル・ネットワーク』に感銘を受け、シリコンバレーに強い憧憬の念を抱く。その後、日本のベンチャーキャピタルでのインターン、海外のテック情報を集めたブログ「シリコンバレーによろしく」の開設などで人脈を広げ、大学卒業後にいよいよ渡米を決意する。著者はAnyplace創業者兼CEO。サンフランシスコ在住。Anyplaceは、ウーバーの初期投資家として知られるジェイソン・カラカニス、YouTube共同創業者スティーブ・チェンらから出資を受け、全米主要都市を中心に事業を展開している。

