
工場、飲食店といった現場で、きわめて重要であるにもかかわらず、なかなか思うようにいかないのが「在庫管理」だ。DXのかけ声のもとICT、さらにはAIの導入が図られるものの、効果が出ないばかりか却って現場の手間を増やすことにもなりかねない。そんな問題を解決したのが「スマートマット」である。
本書では、モノの「重さ」を量るだけという日常動作を一切変えない「優しいテクノロジー」を開発しビジネスの現場の問題解決に役立てることに成功した著者が、開発までの経緯、導入事例などから、現場を混乱させる難解なIT用語や複雑なシステムを排しつつ、「究極アナログ×最新技術」という現場を単純作業から解放して確かな利益を生み出す、本質的なDXの要諦を語っている。著者らが開発した「スマートマットクラウド」は、ただモノを置くだけで在庫管理を自動化するシステムであり、大手企業を含むさまざまな企業に導入されている。著者は株式会社エスマット代表取締役共同創業者、製造DX協会代表理事。ローランドベルガー、Amazon Japanなどを経て、2014年にエスマットを創業した。

