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発刊 イギリス 2026.05
現代増加傾向にある「ユダヤ人の自己嫌悪」とは
『「反セム」の歴史』
ユダヤ人のアイデンティティはどう扱われてきたか
Antisemitisms: A History of Jew Hating
Contents

第1章 ユダヤ人の外見
第2章 ユダヤ人と病気
第3章 ユダヤ人と放浪
第4章 ユダヤ人らしくないユダヤ人

Introduction
特異な歴史を有する「ユダヤ人」をめぐる状況や、世界各国の見方は、複雑なものがある。ユダヤ人を忌避する、あるいは敵意を向けることをantisemitism(反セム、反ユダヤ主義)という。ハマスによるイスラエル攻撃といった世界情勢の変化に伴い反セムの動きが目立っているが、反セムが醸成された理由は何なのだろうか。
英国で刊行された未邦訳の本書では、反セムの発祥と歴史的な変遷を追いながら、反セムという主義の対象や内容が、他者に対する本能的な恐れに基づくこと、そして時代や状況に応じて変幻自在に姿を変えユダヤ人排除を正当化するために利用されてきたことなどを明らかにする。また、ユダヤ人自身が反セム的な姿勢をとるケースが生じる事情も説明していく。著者のサンダー・L・ギルマン氏は自らもユダヤ人であり、ユダヤ文化史を専門とする米国人歴史学者・精神医学教授。エモリー大学のリベラルアーツ・サイエンス名誉教授、精神医学名誉教授。