
企業の関心がDXからAX(AIトランスフォーメーション)に移る傾向にあるようだ。しかしながら組織でいかにAIを活用すればいいのか、迷いのある企業も少なくない。そんな中、議事録や報告書の自動作成などではなく、現場の「一次情報」の分析にAIを用いることで、組織を強くする方法が提唱されている。
本書では、報告書といった「二次情報」を廃し、「現場の事実」を経営者がダイレクトにつかみ意思決定する「一次情報経営」について解説。基本的な考え方から、具体的な実装のロードマップまで、さまざまな事例を紹介しながらガイドしている。記憶を頼りにするために、不確実で現場の営業のバイアスが混じりがちな報告書ではなく、たとえば一定期間に行われたすべての商談の音声データをAIが解析した結果をもとにする一次情報経営は、日本企業の強みだった現場力を活かすものでもあるという。著者は株式会社ブリングアウトのファウンダー/CEO。米系戦略コンサルティングファームのベインアンドカンパニー、リクルートのオンライン教育事業プロデューサーなどを経て2020年12月にブリングアウトを創業した。

