各国のGPP推進の取り組みと現時点の課題とは
『カナダと欧州の「環境配慮型公共調達(GPP)」』
Green Public Procurement: Lessons from the Fields: Canada, France, Italy, Portugal, Netherlands and Switzerland
François Lichère 著
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Laval University Press
| 378p

1 カナダ・ケベック州におけるGPP
2 フランスにおけるGPPの法的枠組み
3 イタリアにおける公共調達法制度とGPPの導入
4 オランダにおけるGPP
5 ポルトガルにおける公共調達と持続可能な開発
6 スイスにおけるGPP

循環型社会の形成のために、近年世界的に「環境配慮型公共調達(GPP)」が注目されている。政府など公共部門が物品やサービスを民間から調達する公共調達は、巨大な購買力を有しており環境政策を推進するための強力な手段となる。欧州をはじめとする先進諸国ではどのような取り組みが行われているのか。
カナダ・ケベック州にあるラヴァル大学の出版部門から刊行された未邦訳の本書は、カナダ、フランス、イタリア、ポルトガル、オランダ、スイスの6カ国を対象に、法社会学的なアプローチを用いた実地調査(インタビューやアンケート)を通じて、公共調達の環境配慮化を阻む実務上の障害を浮き彫りにし、調達プロセスを改善する現実的な知見を明らかにする。カナダでは、自由貿易協定の枠組みや近年可決された新たな法律を通じてGPPを推進しているという。編著者のフランソワ・リシェール氏はリヨン第3大学公法教授。公共契約法および公共経済法の専門家であり、フランス語と英語の両方で数多くの論文や著書を執筆している。
