書籍
発刊 2026.04
蔵王温泉「高湯通り」が示す観光地域振興の要諦
『なぜ、空き店舗が連なる温泉地が再び活気を取り戻したのか』
たった一人の意志が導いた観光地域づくりの記録
竹 直也 著 | 游藝舎 | 236p | 1,650円(税込)
Contents

第1章 2012~2017 蔵王への特別な思い
第2章 2017~2020 蔵王温泉のはじまり、高湯通り
第3章 2019~2023 日本初の温泉コーデショップ
第4章 2021~2022 蔵王をつなぎ、蔵王を一つに。
第5章 地域の継承、心に響く旅

Introduction
日本国内の観光地は、全体的にはコロナ禍の打撃から復調傾向にある。ただし、京都など都市部の観光地が、オーバーツーリズムが課題になるほど潤う一方で、多くの地方の観光地は伸び悩んでいるようだ。そんな中、さまざまな工夫でコロナ禍の逆境をも乗り越え注目されたのが、蔵王温泉にある「Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂」だ。
本書では、リクルート『じゃらん』の営業担当として蔵王温泉に関わったことをきっかけに起業、日本初の温泉コーデショップ「高湯堂」をオープンさせ、独自の商品開発や体験企画で街のにぎわいをつくり出した著者が、その取り組みの軌跡とともに、観光地域づくりの要諦を語っている。蔵王温泉は西暦110年に開湯した山形県で最も歴史のある温泉地であり、江戸時代中期から湯治場として人々に愛され続けてきたという。さまざまな業態の宿泊施設が70軒以上、飲食店や土産店などが多数ある国内有数規模の温泉地である。著者は2017年に蔵王温泉にてLABEL LINKを設立。観光地域づくりの調査分析・商品開発・プロモーション・観光人材育成・観光基本計画策定など、幅広いプロジェクトに携わっている。