
気候変動や森林破壊、水質汚染、生態系の崩壊といった環境問題のキーワードとして「持続可能性(サステナビリティ)」が長らく用いられてきた。だがここに来て「マイナスからゼロに戻す」にとどまらず「ゼロを超えてプラス」をめざす「リジェネラティブ」というキーワードが注目されつつある。
本書では、自然環境の再生とともに社会や人間のすこやかさを取り戻すための仕組みづくりを意味する「リジェネラティブデザイン」について、22の事例を実践者へのインタビューにより紹介しながら、その可能性を探っている。「環境再生型社会」への羅針盤ともなる、取り組みのための「7つのデザインコード」として「#01 見えないものに目を向ける」「#02 多様な関係性をつくる」「#03 すでにある資源をいかす」「#04 続くための仕組みをつくる」「#05 徹底的に責任をもつ」「#06 循環の中に位置づける」「#07 すこやかさでつなげる」を提示する。編著者のgreenz.jp(グリーンズ)は、2006年7月からウェブマガジン「greenz.jp」を運営し、環境問題・社会課題を解決する国内外の事例やアイデアを発信。これまで累計7,500本の記事を配信し、年間PV数約160万、メルマガ登録者1万人。

