新書・文庫
発刊 2026.03
ミドルシニア女性のリスキリングを阻むものとは
『女性たちの定年後』
お金・仕事・暮らしのリアル
坊 美生子 著 | 祥伝社(祥伝社新書) | 304p | 1,155円(税込)
Contents

第1章 女性の暮らしと定年
第2章 雇用と定年の現在地
第3章 定年後の選択肢
第4章 「定年」を巡る11人の女性の選択
終章 定年後を自分でデザインする

Introduction
定年後には退職、雇用延長、再就職(転職)など複数の選択肢があり、いずれの場合も「人生の一大イベント」と捉えられやすい。だが働く女性の場合、結婚・出産、家族の病気などでライフステージの変化が起こりやすく、すでに様々なキャリアの分岐点を経てきた。そんな女性たちは定年後をどのように迎えているのか。
本書では、ニッセイ基礎研究所で中高年女性のライフデザインを研究してきた著者が、豊富なデータを分析し「働くミドルシニア女性」の定年前後の特徴を描出。さらに様々なライフステージを歩み働き続けるミドルシニア女性11人にインタビューし、一様ではない「女性たちの定年後」の実像を伝えている。現在、60代前半では7割、60代後半では4割の女性が就労しているという。男女の違いで言えば、女性の方が、定年後にこれまで勤めていたのとは違う職場に転職する割合が高いようだ。著者はニッセイ基礎研究所生活研究部准主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任。日本のジェンダーギャップ解消と女性の自立を目的として、中高年女性の雇用関連の調査研究に力を入れている。