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発刊 2026.04
最大5世代が共存する職場で重要となる能力とは
「組織における「多世代人材」による集合知のチカラ」(Dialogue)
The power of collective intelligence
Introduction
先進国を中心に高齢化が進み、従来なら引退するのが常識だった世代が職場に残るケースが増えている。一方、社会が目まぐるしく変化する中、育ってきた環境の違いから、世代ごとの特徴が際立つようにもなってきた。今の職場には最大で5世代が存在し、多様な「集合知」が形成しうる状態になっている
米国のデューク大学付設デューク・コーポレート・エデュケーション(Duke CE)が編集する季刊ビジネス誌「Dialogue」2026年第2四半期号の特集は「多世代知性(Multigenerational intelligence)」。その巻頭を飾る本記事は、変化の時代には、多世代などの多様性を活かし、集合知を形成することで優位性を獲得できることを考察している。インターネットやAIの発展と普及によって、今の世界は複雑で大規模かつ深い「相互接続」が基本だ。それに対処するには、いくら優秀な人材であっても個人では難しい。集合知がかつてないほど求められているのだ。筆者のシャームラ・チェティ氏はデューク・コーポレート・エデュケーションCEO。