対話を「主菜」ではなく「副菜」にすべき理由
『職場の対話はなぜすれ違うのか』
小林 祐児 著
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光文社(光文社新書)
| 336p
| 1,078円(税込)

第1章 「対話の時代」はなぜ訪れたのか
第2章 データで見る「対話疲れ」の実情
第3章 コミュニケーションの〈小包モード〉
第4章 コミュニケーションの〈円卓モード〉
第5章 〈円卓モード〉の落とし穴
第6章 コミュニケーションの〈跳躍モード〉
第7章 「跳躍」を可能にする「コモン・センス」とは
第8章 コミュニケーションの〈音楽モード〉
第9章 コミュニケーションの〈創発モード〉
第10章 対話の「構え」
第11章 職場での対話をどう進めるか
第12章 組織内に「コモン・センス」を創る
第13章 「コモン・センス」を創るマイクロ実践【面談編】
第14章 「コモン・センス」を創るマイクロ実践【全体編】
おわりに──対話から「崇高さ」を引きはがすために

近年、1on1ミーティングやキャリア面談、ワークショップなど「対話」を軸とした施策が数多く行われている。人と人のコミュニケーションが組織活動に重要な要素であることは疑いようがないが、一方で、「何を話せばいいのかわからない」「話しても仕方がない」といった対話疲れ、対話離れの傾向も見え始めている。
本書では、大規模調査による分析を踏まえ、近年職場に広がりつつある対話への忌避感を解き明かすとともに、有意義な対話を実現する方法を提示している。一括りにされがちなコミュニケーションだが、社会学や哲学、文化人類学の知見を参照しながら「5つの型(モード)」に分割して考えることを提案。コミュニケーション観の幅を広げることが、自然で豊かな対話につながることを示唆している。著者はパーソル総合研究所主席研究員、執行役員 シンクタンク本部長。労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行っている。著書に『リスキリングは経営課題』(光文社新書)などがある。
