
2026年1月3日、第102回箱根駅伝では、青山学院大学が総合優勝。往路・復路・総合すべてにおいて大会新記録タイムを塗り替え、いずれも史上初となる「2度目の3連覇」「9回目の総合優勝」を成し遂げるという、圧倒的な強さを見せつけた。2004年からチームを率い、9勝すべてに導いたのが原晋監督である。
本書では、原監督自らが、20年余の指導で、30年以上箱根駅伝の本戦出場すらかなわなかった青山学院大学(青学大)を、他を寄せつけないほどの強豪チームに押し上げた、若い力をとことん伸ばす「仕組み」と「極意」を明らかにしている。選手が毎年入れ替わる学生スポーツであるにもかかわらず勝ち続けられる条件は「正しいメソッドを持っているかどうか」と「勝つための本当の努力をしているかどうか」。そして原監督自身も夫妻で住み込む「寮」での学生たちの生活に、強くなる秘密が隠されているのだという。著者の原晋氏は、青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督、同大学地球社会共生学部教授、一般社団法人アスリートキャリアセンター会長。中国電力陸上競技部に入部するも故障に悩み5年で引退。同社でサラリーマンとして再スタートし「伝説の営業マン」と呼ばれる。2004年に現職の監督就任。

