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発刊 アメリカ 2025.08
産学連携を成功させたUCバークレー変革の経緯
『UCバークレーの起業支援』
どうすれば大学から多数のスタートアップが生まれるのか
Startup Campus: How UC Berkeley Became an Unexpected Leader in Entrepreneurship and Startups
Contents

1 起業文化を育む
2 企業との協働を受け入れる
3 キャンパスリーダーの連携と地域パートナーの育成
4 エコシステムの活性化
5 巨大組織の調和と活用
6 継続的成長とミッションとの整合性
7 戦略的な結論

Introduction
イノベーション創発、産業振興において「産学連携」の重要性は論を俟たない。日本でも大学・研究機関と民間企業の連携は取り組まれているが、他の先進国と比べると新たな価値や競争力を生む循環があるとは言い難い。その点で秀逸なエコシステムを構築しているのがカリフォルニア大学バークレー校である。
米国で刊行された未邦訳の本書では、カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)が、いかにして同校の起業家精神、民間企業との密接な連携システムを築き上げてきたかを紹介する。カリフォルニア大学は、州立の研究大学10校(UCバークレー、UCLA、UCサンディエゴなど)を束ねる大学機構。州からの拠出金が減り資金獲得のために産学連携に舵を切ったUCバークレーでは、企業との協働に対する学内の反感を乗り越え、組織・カリキュラムの再編や新設を重ねていった。著者のマイク・アルバレス・コーエン氏は、UCバークレーのイノベーションエコシステム開発ディレクター。10年以上にわたり起業を推進・強化する変革に関わってきた。