
環境変化の激しい現代にあって、顧客価値に沿ったプロダクトを開発する手法として定着しつつある「アジャイル」。しかし、それを旧来型の大規模な組織に取り入れるとなると、さまざまな壁が立ちはだかることが多い。その解決方法として近年注目されるのがScaled Agile Framework®(SAFe®)である。
本書では、大規模アジャイルフレームワークSAFe®の基本から実践までを、日本企業の文脈で、事例をまじえてわかりやすく解説している。ディーン・レフィングウェル氏が提唱し、Scaled Agile, Inc.が提供するSAFe®は、トヨタ生産方式を源流とする「リーン思考」と、「アジャイル」を融合し、戦略と実行および部門間の分断を乗り越えることで組織を変革し、効率よく価値創造を行うシステムである。著者の張嵐氏と横田和彦氏は、ともに株式会社テプコシステムズ社長付。張氏は留学で来日。博士号取得後、大手電機メーカー、エネルギー企業の情報子会社、大手SIerなどを経て2022年より現職。横田氏は1986年にテプコシステムズ入社。配電システム部長、東京電力ホールディングスへの出向、コンサルティング・ソリューション推進室長などを経て2023年から現職。

