書籍
発刊 2025.10
企業広報が「金のかからない宣伝」ではない理由
『広報で一番大切なこと』
高場 正能 著 | 日本実業出版社 | 368p | 2,750円(税込)
Contents

 序章 広報で一番大切なこと
第1部 企業価値を高める平時の広報
 第1章 広報の基本を俯瞰する【マインド編】
 第2章 広報の基本を俯瞰する【アクション編】
 第3章 経営(者)とシンクロする
 第4章 シンプル広報戦略
第2部 企業価値を守る有事の広報
 第5章 有事を乗り切る広報力
 第6章 ネット炎上にどう向き合うか
 第7章 今日から使える《危機広報マニュアル》全部出し!

Introduction
企業の社会的責任やガバナンスが問われると同時に、SNSをはじめとする情報発信のチャネルが多様化する現代では、各企業の「広報」機能の強化が求められているといえるだろう。しかし、揺れ動く社会情勢を的確に把握しながら、自社内の動きや情報に目配りしなければならない広報は決して簡単な業務ではない。
本書では、企業広報歴40年のプロフェッショナルが、平時の「攻め」の広報と、有事の「守り」の広報の両面に共通する、広報の仕事の本質的な「あるべき姿」を、事例をまじえながらわかりやすく解説。強調すべき広報の要諦は、会社と社会、すなわち「内」と「外」の両方にまたがって立ち、常にどちらの立場からもものごとを見ることだという。著者は高場経営広報舎代表。リクルートにて1986年のリクルートコスモス(現コスモスイニシア)の広報室立ち上げ以降、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、ゴルフダイジェスト・オンライン、ベルシステム24等の広報責任者を歴任。なお、ダイジェストでは平時の広報について書かれた内容を取り上げた。