
モーテル清掃員が創業した旅行プラットフォーム
『韓国の旅行・宿泊大手ヤノルジャの「リスタート経営」』
Restart: An Entrepreneur’s Journey from Motel Janitor to CEO of a Global Enterprise
Sujin Lee 著
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LID Publishing
| 272p


1.もう一度リスタート
2.準備完了!
3.スタート!
4.リスタート

近年、韓国で勢いづくスタートアップ群が「Kスタートアップ」として国際的に注目されている。中でも成長が著しいのが、宿泊予約プラットフォームを運営する「ヤノルジャ」である。2022年にはビリオネアとなった創業者は、モーテルの清掃員を経て2005年に起業し、幾多の困難を乗り越え成功を手にした。

英国で刊行された未邦訳の本書では、ヤノルジャの創業者でCEOであるイ・スジン氏が、自身の生い立ち、ヤノルジャの創業に伴うさまざまな問題とそれへの対応、今後の展望などを語っている。当初はモーテルの広告プラットフォームとして始まったビジネスは、宿泊予約といった当時目新しい分野に事業を広げ成長を続けた。だが、規模が拡大するにつれて組織運営がうまくいかなくなり、スジン氏も経営者としての自信を失った時期があったという。著者のイ・スジン氏は、2005年にヤノルジャ創業。Forbes誌の「2023年韓国富豪50人」で26位にランクインしている。なお、ヤノルジャは、ソフトバンク・ビジョンファンド2から2021年に約17億ドルの出資を受けたことでも知られている。