フランスで刊行された未邦訳の本書では、フランスのＺ世代を中心に、ラグジュアリーに関心を寄せる若者の特徴や価値観を抽出。SNSを使いこなし、それ以前の世代に比べると恵まれた環境で育ち、同時に社会貢献への意識も高いＺ世代が、どうやってラグジュアリーに惹かれ、ブランドのどこに魅力を感じるのか、あるいは若者がラグジュアリーと関わることはどんな意味を持つのか、などを探っている。著者のエリック・ブリオネス氏はジャーナル・デュ・リュクスのジェネラル・ディレクター、パリ・スクール・オブ・ラグジュアリーの共同創設者、ダークプランニングの戦略プランナーなどを務める。