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発刊 2024.10
給与査定の半分を「行動」で評価するMastercard
「企業カルチャーに力を持たせる「マスターカード・ウェイ」」(Dialogue)
マスターカード最高人材活用責任者(CPO)マイケル・フラカロ氏インタビュー
Leading an evolution
Introduction
企業経営における「企業カルチャー」の重要性は論を俟たない。明文化された企業カルチャーは、理念やビジョンおよびパーパスの従業員への浸透、エンゲージメントの向上などの効果をもたらす。クレジットカード大手「マスターカード」は企業カルチャーを人事評価に取り入れるなど先進的な取り組みを行っている。
米国発行の季刊ビジネス誌「Dialogue」2024年第4四半期号に掲載された本記事は、マスターカード・ウェイやリーダー・プロファイルなど数々の施策を実行した、クレジットカード世界大手マスターカードの最高人材活用責任者(CPO)、マイケル・フラカロ氏のインタビュー。フラカロ氏は金融グループHSBCのアジア太平洋地域を中心に人材開発に携わった後、2016年にマスターカードCPOに就任。同氏が導入した「マスターカード・ウェイ」は、給与や賞与の額を決める人事評価基準の半分の比重を占めるという。インタビューと執筆を担当したベン・ウォーカー氏はDialogue誌の編集主幹(editor-at-large)。