書籍
発刊 2024.07
現役外科医が説く難関を越えるための覚悟と戦略
『医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵』
中山 祐次郎 著 | あさま社 | 304p | 1,980円(税込)
Contents

1.「何者でもない」君へ―医学生の苦悩
2.飛躍をめざすのなら―医師国家試験への挑戦
3.つまずきを乗り越える―研修医の葛藤
4.人生の扉を開く鍵―新人外科医の成長

Introduction
医師として「いのちの現場」で働くためには、いくつもの難関を突破して、次のステージに移ることが要求される。医学部受験、進級試験、卒業試験、国家試験などだ。医師となった後も、さまざまな選択をしながら「人生の扉」を開けていかなければならない。どんな心構えや思考が、扉を開ける「鍵」となるのか。
本書では、ベストセラー小説でドラマ化もされた『泣くな研修医』の作者であり、現役外科医でもある著者が、自伝的エッセイと、息子に宛てた手紙のかたちで、どんな人生にも活かせる「扉をひらく鍵」を明らかにしている。1年に約200件の手術に参加する多忙な外科医としての日々のかたわら小説や手術の教科書を執筆する著者。選択とは、正解を選び取ることではなく「選んだことを正解にするために現実を無理やり捻じ曲げること」だと強調する。著者は1980年神奈川県生まれ。2年間の浪人生活を経て鹿児島大学医学部医学科に入学する。卒業後、がん・感染症センター都立駒込病院外科初期・後期研修を修了、同院大腸外科医師として勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、2017年4月から福島県の総合南東北病院外科医長。2021年10月より神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院外科に勤務している。