快挙の要因となった「延長で考えない」営業手法
『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』
山岡 彰彦 著
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講談社(講談社+α新書)
| 208p
| 990円(税込)
1.高知営業所
2.フードサービス部門
3.日本コカ・コーラ
4.人の力・モノの力
エピローグ あなたの伸び代
多種多様な商品やサービスが溢れ、飽和状態にあるような現代において企業が競争力を維持するには、あらゆる部門や職種で新たな視点からの業務の工夫・改善が必要なのではないだろうか。開発・生産部門のみならず、営業職もまた然りだ。現場を知る営業だからこそ、新たな市場を切り拓くイノベーティブな提案ができるはずだ。
本書では、四国コカ・コーラボトリング社高知営業所のルート営業からスタートした著者が、やがてトップクラスの業績を上げるようになり、日本コカ・コーラ社主催の全国セールスフォースコンテストで第1位を獲得、全国のボトラー社の中でも前例のない日本コカ・コーラ社への出向を果たすといったキャリアの中でのさまざまなエピソードを綴っている。ルート営業を通じて、現場での経験や顧客、上司や同僚から貴重な学びを得た著者は、ある日、フードサービス部門への異動を言い渡され、「新規開拓」の仕事を任されることになる。著者は現在、株式会社アクセルレイト21代表取締役社長。日本コカ・コーラ社への出向の後、同社の教育機関で全国のセールスパーソンの教育に携わり、グループ企業の経営企画室室長を経て、現在は複数の大学で講義、多数の日系・外資系企業で研修を行っている。