ヘンリー・フォードが食肉処理場に着目した理由
『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』
Think Bigger(2023)
シーナ・アイエンガー 著
| 櫻井 祐子 訳
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NewsPicksパブリッシング
| 384p
| 2,420円(税込)
1.「Think Bigger」とは?
2.創造的な脳
3.ステップ1:課題を選ぶ
4.ステップ2:課題を分解する
5.ステップ3:望みを比較する
6.ステップ4:箱の中と外を探す
7.ステップ5:選択マップ
8.ステップ6:第三の眼
20世紀前半に活躍した経済学者ヨーゼフ・シュンペーターが、イノベーションを「新結合」と定義したように、世の中にインパクトを与えたアイデアの多くが「既存のものの組み合わせ」であることはよく知られている。では、その組み合わせる要素をどのように選択し、いかなる方法で結合させるべきなのか。
本書では、ベストセラー『選択の科学』(櫻井祐子訳、文春文庫)の著者が、社会にインパクトを与え、大いなる変革につながるような斬新なアイデアの生み出し方を、自身が「Think Bigger」と名付けた6ステップに沿って解説。その骨子は、まず「課題」を明確にし、その課題をいくつかの「サブ課題」に分解、同じ領域と他領域で「既存の解決策」を探索し、それらを組み合わせて新しいものを生み出す、といったものだ。著者は全盲のコロンビア大学ビジネススクール教授。心理学者。イノベーション、選択、リーダーシップ、創造性研究の世界的第一人者。本書はコロンビア大学ビジネススクールにおける同教授の人気講義THINK BIGGERの書籍化である。