
優れたProduct ManagerのCOREスキルモデルとは
『プロダクトマネージャーのしごと 第2版』
1日目から使える実践ガイド
Product Management in Practice, 2nd Edition(2022)
マット・ルメイ 著
| 永瀬 美穂/吉羽 龍太郎/原田 騎郎/高橋 一貴 訳
|
オライリー・ジャパン
| 312p
| 3,080円(税込)


1.プロダクトマネジメントの実践
2.プロダクトマネジメントのCOREスキル
3.好奇心をあらわにする
4.過剰コミュニケーションの技術
5.シニアステークホルダーと働く(ポーカーゲームをする)
6.ユーザーに話しかける(あるいは「ポーカーって何?」)
7.「ベストプラクティス」のワーストなところ
8.アジャイルについての素晴らしくも残念な真実
9.ドキュメントは無限に時間を浪費する(そう、ロードマップもドキュメント)
10.ビジョン、ミッション、達成目標、戦略を始めとしたイケてる言葉たち
11.「データ、舵を取れ!」
12.優先順位づけ:すべてのよりどころ
13.おうちでやってみよう:リモートワークの試練と困難
14.プロダクトマネージャーのなかのマネージャー(プロダクトリーダーシップ編)
15.良いときと悪いとき
16.どんなことでも


IT企業を中心に、「プロダクトマネージャー」を配置する企業が増えている。ソフトウェアなどのプロダクトについて、その企画・開発から販売・マーケティング戦略の策定までの全プロセスを管理する職種とされるが、実際の仕事内容や必要スキルについて理解する人は、まだ少ないのではないだろうか。

本書では、プロダクトマネージャーの役割であるプロダクトマネジメントの実際の業務とそれを遂行する方法、求められるスキルや心構え、行動指針などを著者の経験などをもとに詳しく解説している。プロダクトマネージャーは「人やものをつなげる仕事」であり、Communicate(コミュニケーション)、Organize(組織化)、Research(リサーチ)、Execute(実行)の頭文字をとった「COREスキルモデル」をもとに業務を遂行する必要があるという。著者は世界的に著名なプロダクトリーダー、著者、キーノートスピーカー。プロダクトリーダー、データアナリスト、ネットワークビルダーの専門家集団であるSudden Compassの共同創業者及びパートナーでもある。