書籍
発刊 2022.11
ウクライナ侵攻の影響に日欧はどう対応すべきか
『これからの日本の論点2023』
日経大予測
日本経済新聞社 編著 | 日本経済新聞出版 | 348p | 2,200円(税込)
Contents

1.世界はこれからどうなる
2.日本はこれからどうなる
3.企業はこれからどうなる
4.アジア、欧州はこれからどうなる

Introduction
2022年は、新型コロナウイルスが第7波の感染拡大を迎えたものの、行動制限は解かれ収束ムードが広がった。しかし、2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻は世界に衝撃を与え、各国でインフレが発生。日本は歴史的な円安にもなり、さまざまなビジネスに影響が出ている。2023年はどうなるのか。
本書は年に1回発行される『これからの日本の論点』シリーズの2023年版。日経新聞のコメンテーター、編集委員などベテランの専門記者たちが、「世界」「日本」「企業」「欧州、アジア」というテーマのもと、2023年の日本を取り巻くであろう22の論点と向き合い将来予測を交えて考察する。ダイジェストでは論点14「日本企業は『危機』を『機会』にできるか」、論点22「『新・冷戦』誕生 欧州は再び対立の最前線に」を取り上げた。ウクライナ侵攻などによる経済の変動による影響に、日本、あるいは欧州がどう対応すべきかを論じている。論点14の筆者、梶原誠氏は日本経済新聞コメンテーターで、東京、ニューヨーク、ソウル、香港を拠点に編集委員、論説委員、英文コラムニストなどを歴任した。論点22の筆者、赤川省吾氏は同紙欧州総局長(ロンドン駐在)。欧州情勢に精通し、日欧双方で著書や論文、講演など多数。