書籍
発刊 2022.11
世界初のキャラクター肖像権を確立した喜劇王
『ビジネスと人生に効く 教養としてのチャップリン』
大野 裕之 著 | 大和書房 | 288p | 1,760円(税込)
Contents

はじめに―「チャップリンって生きてるんですか? 人間なんですか?」
1.チャップリンの作り方!
2.謎解きチャップリン映画
3.チャップリンから学ぶビジネス
4.チャップリンが予知していた未来
5.チャップリンVSヒトラー 武器としての笑い
エンドロール あるいは前座として―再び「チャップリンって生きてるんですか?」

Introduction
ちょび髭、ステッキ、山高帽という独特のスタイルで、今なお世界中で愛される喜劇王チャップリン。『独裁者』『街の灯』『モダン・タイムス』など数々の名作で監督・脚本・主演・作曲までつとめた彼は、マルチなクリエイターであると同時に、キャラクター・ビジネスの創始にかかわった辣腕ビジネスパーソンでもあった。
本書は、チャールズ・チャップリン(1889-1977)の生涯と作品を紹介しつつ、ビジネスやダイバーシティなど現代的な視点から彼の本質に迫る入門書。チャップリン(本名チャールズ・スペンサー・チャップリン)は、1889年にロンドン南部の貧困地区で、ミュージック・ホールの芸人だった両親のもと生まれた。幼少期から極貧生活を送った彼は、5歳で初舞台を踏み、舞台役者として修行を積んだ後、1914年、米国でスクリーンデビューを果たす。著者は、脚本家・演出家・日本チャップリン協会会長で、日本におけるチャップリンの権利の代理店も務める、チャップリン研究の第一人者。