書籍
発刊 2022.06
石油の備蓄まで推計できる衛星画像の使い方とは
『いちばんやさしい衛星データビジネスの教本』
人気講師が教えるデータを駆使した宇宙ビジネス最前線
神武 直彦 / 恩田 靖 / 片岡 義明 著 | インプレス | 192p | 1,980円(税込)
Contents

1.身近になった衛星データについて知ろう
2.衛星データが社会に生み出す価値を理解しよう
3.衛星データを使った新規事業を考えてみよう
4.衛星データを提供するビジネスを学ぼう
5.衛星データを扱うためのプラットフォームを知ろう
6.衛星データの分析・解析でさまざまな課題を解決しよう
7.分析結果を活用して既存ビジネスを強化しよう
8.自分の手で衛星データを扱ってみよう!
9.衛星データビジネスの未来について考えてみよう

Introduction
私たちにもっとも身近な宇宙関連技術といえば「人工衛星」といえるのではないか。毎日の天気予報には衛星画像が使われており、スマートフォンに搭載されたことでGPSを日常的に使う人が増えた。それら以外にも、農業や漁業、金融などの分野で衛星データを用いた多種多様なビジネスが登場しつつあるようだ。
本書は、上空からの画像や位置情報などの「衛星データ」を活用したビジネスの最新事情を、豊富な事例を紹介しながら伝えるガイドブック。農業や漁業などの第一次産業をはじめ、金融、サービス、マーケティングなどでの衛星データの活用、専門知識がなくとも低コストで衛星データが利用できる「衛星データ分析プラットフォーム」などについて、その現状と展望をリポートしている。近年では、複数の衛星技術や、AI、IoTなどの連携なども進み、大きな可能性を見せている。著者の神武直彦氏は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。恩田靖氏は、慶應義塾大学非常勤講師、株式会社cocotrek共同創業者である。片岡義明氏は地図と位置情報をテーマとしたニュースサイト「GeoNews」主宰、フリーランスライター。