書籍
発刊 2022/03
いきなり「目利き」はしないトップVCの流儀とは
『ベンチャー・キャピタリスト』
世界を動かす最強の「キングメーカー」たち
Contents

1.ベンチャーキャピタルが世界を喰っている
2.進化し続けるVCの秘密
3.シリコンバレーのキングメーカーたち
4.異能のディスラプターたち
5.世界各地の覇者たち
6.新産業をつくる革新者たち
7.ベンチャーキャピタルの「不都合な真実」

Introduction
日本では十分認識されているとは言い難いが、世界で成功するスタートアップのほとんどは「ベンチャーキャピタル(VC)」に支えられている。イノベーションを助け新産業を創りだすVCは、世界のビジネスを最前線で動かしていると言っても過言ではない。彼らは何を考えどんな手法を使っているのだろうか。
本書では、シリコンバレーを中心に、スタートアップ投資を専門とするベンチャー・キャピタリスト50人以上への取材をもとに、トップクラスのVCたちの投資哲学や戦略、ノウハウを紹介しながら、VCとはどういう存在なのかを解き明かしている。インタビューのかたちで掲載されているのは、多くの企業を「時代の覇者」に育て上げた、“トップオブトップ”のベンチャー・キャピタリスト30社38人。ダイジェストでは、セコイア・キャピタルとともにシリコンバレーのVC“御三家”に数えられる、ベンチマーク(ツイッター、スナップ、インスタグラム、ウーバーなどに投資)とアクセル(スラック、フェイスブック、スポティファイ、フリップカートなどに投資)を取り上げた。著者の後藤直義氏はNewsPicks副編集長(サンフランシスコ支局長)。毎日新聞社、週刊ダイヤモンドを経て、2016年にNewsPicks編集部に参画。フィル・ウィックハム氏はシリコンバレーの国際展開支援のトップファンドとして知られているSozo Venturesの共同創業者/パートナー。