書籍
発刊 2021.07
ミズノは山形県朝日町にどんな“支援”をしたか
『ミズノ本 - 世界で愛される“日本的企業”の秘密 -』
村尾 隆介 著 | ワニブックス | 288p | 1,700円(税込)
Contents

プロローグ1 松岡修造さんからのメッセージ「ミズノ修造発進!」
プロローグ2-1 ロゴで見るミズノ
プロローグ2-2 数字で見るミズノ
プロローグ2-3 ミズノ社員へのFAQ
プロローグ3 みんなが知っている「ミズノ」のあまり知られていないお話
1.イチローは草野球でもミズノを使う
2.ミズノが“まち”をマルっとプロデュース
特別対談 水野明人(ミズノ代表取締役社長)×村尾隆介
3.佐川急便は今日もミズノで荷物を運ぶ
4.ミズノが“柔らか”なバットでヒットを放つ
5.野球人の3割はミズノユーザー
6.ミズノがなければ人生が寂しくなる
7.競技人口にかかわらずスポーツを支える
エピローグ1 古賀稔彦さんとミズノが残したもの──正々堂々闘う柔道衣
エピローグ2 社長が語る──執筆を終えて
選手からミズノ社員への感謝の言葉──宇野昌磨
エピローグ39 これまでも、これからも、「ブレない」ミズノと歩んでいく

Introduction
スポーツ用品の分野でグローバル展開する日本企業の一つに「ミズノ」がある。比較的に地味なイメージもある同社だが、日本人メジャーリーガーをはじめとする有名かつ実力のある数々のアスリートに愛されるメーカーである。さらにミズノは、スポーツ以外の分野にも果敢に挑戦し、社会貢献を果たしている。
本書では、ブランディングのエキスパートである著者が、多彩なエピソードを交えながら、ミズノという企業の長所や魅力をあらゆる角度から紹介。1906年、大阪で創業したミズノは、高校野球甲子園大会の前身である「関西学生連合野球大会」を始めるなど、日本の野球振興に貢献。そして、さまざまな種目の用具やウェア、生活用品、運送会社やコンビニのユニフォーム、自動車部品の素材、スポーツ施設の設計・施工なども手がける総合メーカーに成長する。さらに、「まちづくり」をプロデュースするなど、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する。」という経営理念の実践に努めている。著者は、「中小企業にもブランド戦略」を日本に根づかせた、ブランディングの第一人者。国内外で20冊以上の著書をリリース、講演や企業・自治体のプロジェクトで世界を飛びまわっている。