新書・文庫
発刊 2020.09
“ゲームの宣伝屋”が明かす情報の伝え方の極意
『伝え方は「順番」がすべて』
分単位のコミュニケーションが心を動かす
小沼 竜太 著 | 光文社(光文社新書) | 192p | 740円(税別)
Contents

1.「誰に」伝えるのか?――ターゲットの再定義
2.「何を」伝えるのか?――商品を分析し理解する
3.「どのように」伝えるのか?――文脈を読み順番を組み立てる
4.現代で唯一ほぼ確実な情報の伝え方――in Minutes Operation
5.「どこまで」届けられるのか?――海外まで、行けます

Introduction
商品やサービスをヒットさせるには、プロモーションという名の「消費者(ユーザー)とのコミュニケーション」が欠かせない。では、どのように時代に合ったコミュニケーションをしていくべきなのだろうか。人気ゲームを次々と生み出したプロモーターによると、最大のポイントは「順番」にあるようだ。
本書では、“ゲームの宣伝屋”として成功した著者が、ヒットを生み出す「伝え方」の極意を明らかにしている。インターネットによるコミュニケーションが当たり前になった現代においては、情報が一気に拡散し、スピーディーに流れてゆくために、一度興味を失ったユーザーは二度と戻ってこない。そのため情報は「順番」を慎重に見きわめながら伝える必要があるのだという。著者はユーザー・コミュニケーションプランナー。ゲームメーカー向けに特化したマーケティング・ソリューションを提供する株式会社リュウズオフィスを設立し代表取締役を務める。これまでに「ペルソナ」「真・女神転生」シリーズや「Fate/Grand Order」など、数多くのゲームタイトルのプロモーションに携わった。