新書・文庫
発刊 2020.09
YouTubeの「おもしろさ」を仕掛ける思考とは
『YouTube作家的思考』
Contents

1.長崎周成の思考
 〜ハイブリッド芸人フワちゃんの相方!?〜
2.白武ときおの思考
 〜お笑い第7世代のコンテンツ力とは〜
3.谷田彰吾の思考
 〜邪道作家がYouTubeの先に見る未来〜
4.山口トンボの思考
 〜崖っぷちからの寄り添い方〜
5.カツオの思考
 〜TV企画マンがいまYouTubeキュレーターなワケ〜

Introduction
今、若年層に絶大な人気を誇るエンターテイメントメディアといえば「YouTube」が真っ先に挙がることだろう。同サイトでオリジナルの動画配信を行う者は「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれ、TV番組やCMなどで見かけることも多くなった。彼らは単独で配信を行うほか「作家」がついているケースもある。
本書は、YouTuberを支え、配信動画の企画、構成、分析などをメインに担当する「YouTube作家」にスポットを当てる。マンネリを打破する企画や、“バズる”仕掛けを考えていくことで、YouTube内の放送局にあたる「チャンネル」の人気維持と向上に貢献するYouTube作家。本書では、その中でも注目を浴びる最先端の5人が、いかに「おもしろいもの」「伝わるもの」を生み出そうとしているか、実際の活動を紹介しながら、その方法論や考え方を明らかにしている。著者の5人は、いずれも人気チャンネルを抱えるYouTube作家。ダイジェストで取り上げた長崎周成氏は放送作家で、株式会社チャビー代表取締役。『フワちゃんTV』を手がける。山口トンボ氏も放送作家で、お笑いコンビ「キングコング」の番組やイベントに数多く携わるとともに『カジサックKAJISAC』にスタッフとして参加している。